ジスロマック (アジスロマイシン水和物) ファイザー [処方薬]の解説


CYPに関連した相互作用が少ない『ジスロマック』ですが、や『ネオーラル(一般名:シクロスポリン)』との併用では血中濃度の上昇が報告されています2,5)。いずれも『クラリス』より影響は小さいですが、厳密なコントロールが必要な薬のため注意が必要です。


あと、病院によっては、ジスロマック何錠か飲んでそやっきりで治りますという病院と、今..

『ジスロマック』は白血球などの食細胞に取り込まれた後、感染部位に集まって長時間留まる性質があります。そのため錠剤であれば3日間、ドライシロップであれば1回服用するだけで、効果が7日間続きます2,7)。
治療期間中は1日2回で服用を続けなければならない『クラリス』よりも、服薬の手間は少なくて済みます。

※7日間の効果を得るための服用回数・期間
ジスロマックの錠剤・・・・・・・・1日1回を3日間
ジスロマックのドライシロップ・・・1回のみ
クラリス・・・・・・・・・・・・・1日2回を7日間

※薬価の比較 (2020年改訂時)
ジスロマック・・・600mg(621.90)、250mg錠(216.60)、成人用ドライシロップ(1981.00)、小児用細粒(233.10)
クラリス・・・・・200mg錠(60.70)、50mg(41.10)、小児用ドライシロップ(68.50)

ジスロマックドライシロップはピロリ菌にも効果ありますか? ありません。ピロリ菌の除菌薬は3種類の組み合わせです。

マクロライド系の抗菌薬はいずれも、胎児の重い先天性奇形のリスクには影響しないとされています8)。その中でも、妊娠中の安全性評価の1つである「」では、『ジスロマック』の方が『クラリス』よりも安全性は高く評価されています。

そのため、『ジスロマック』の方が他に色々な薬を服用している人でも使いやすい抗菌薬と言えます。

日本では「ピロリ菌除菌」が「胃がん撲滅」の旗印の下にすすめられてきた ..

つまり、ピロリ菌除去による胃がん撲滅(より正確には、胃の疾患の抑制)には「トレードオフがある」ということである。このトレードオフは、胃と食道という隣接する器官のもので少し視野を広げることで把握できそうではある。が、ブレイザーの真骨頂は、そこからさらに飛躍するところにある。消化器への影響に留まらず、喘息やアレルギーとの関連にまで視野を広げてしまうのである。その詳細は本書をお読みいただくとして、ここで示唆されるのは、エンドポイントを特定の疾病による障害や死亡(あるいは特定の臓器の機能)に据え置いていると、このようなトレードオフは見落とされてしまうということ。いや、そもそも、急性の疾患ではないものや(無症状・無自覚のピロリ菌保有者に対しする処置のような)予防的介入を行った際に、その影響が長い時間を経て出現する場合、そういったトレードオフは見落とされがちになるのは、自然なことのようにも思える。これは、急性かつ重症化しやすい感染症の原因菌と常在菌を同列に扱うことの危うさと云えるかもしれないし、現代の疫学研究において「特定の疾病による死亡率での検証ではなく、全死亡率で検証するべきである」という正論にも通底するものがあるだろう(※1)。

※マクロライド系抗菌薬の「オーストラリア基準」
ジスロマック・・・【B1
クラリス・・・・・【B3】
エリスロシン・・・【】

近年、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌により、胃炎や消化性潰瘍が改善するこ

もちろん、昨今問題になっている薬剤耐性菌についても、15章の<抗生物質の冬>(抗生物質の春、あるいは、「マイクロバイオームの冬」の気がするのですが・・・)で詳しく取り上げられている。しかし、ブイレザー氏は耐性菌の増加だけを抽出して問題視するのではない。耐性菌が次々に生まれる環境とは、すなわち、耐性菌が跋扈しやすい環境でもある。抗生物質を服用することにより、耐性菌が生まれる過程では、必ず、常在菌の細菌叢は単純化し不安定になっているのである、つまり「感染に対する感受性」が増大するのである(p.213)。

最も高く評価されているのは『エリスロシン(一般名:エリスロマイシン)』ですが、『クラリス』と同様に相互作用を起こしやすい弱点があるため、併用薬の状況によっては『ジスロマック』が良い選択肢になります。


(ジスロマック細粒小児用,ジスロマックカプセル小児用100mg) <適応菌種 ..

「私が心配しているのは、抗生物質が効かなくなるということだけではない。それだけではなく、内なる生態系崩壊のために、無数の人々が病気に罹患しやすくなる。そのことを心配しているのである。この二つの出来事は、関連しながら進んでいる・・・(p.221)」

ピロリ菌除菌治療歴のある方; 治験前3ヶ月間に治験薬を使用した患者 ..

ところで、我が家の二歳児は、昨日もジスロマックを処方された(普段はメイアクトが多い)。熱が上がったり下がったりが4日ほど続いて、両親はマイコプラズマ肺炎かもしれない、と心配していた。優しい元大学病院勤めだったと思われる小児科医は「どうやら肺炎の心配はなさそうだけれど」と言いつつ、心配性の親を安心させるために、「念のため」ジスロマックを処方した——もちろん、憶測に過ぎないが。その小児科医は、患者の(親の)話に耳を傾け、説明も丁寧だし、悪い医師とは思えないそうだ(僕も話を聞く限り「いい先生」だと思います。結局ジスロマックは飲ませていない僕は「身勝手で頭でっかちな親」なのかもしれませんが・・・)。少なくとも僕の近所では、そんな、善意による「取り敢えず、抗菌薬」の処方は、まだまだ続きそうである(※2)。

アジスロマイシン600mg1日1回及びクラリスロマイシン500mg1日2回投与時の結果を次表に示す。 ..

なぜなら、「医療制度は保険や政府からの支出によって維持されている。精度そのものは医療行為を行うためにあるのであって、行わないためにあるのではない。さらに製薬会社は、少しの新規投資、もしくは全く新規投資無しで巨額の利益を得られる現状に満足している」(p.226)からだ。ただし、ブレイザーは数々の解決策を提示しつつ近未来を予測する。
「現在、訴えられる恐怖というのは、何かを「しない」ことで訴えられる恐怖である。レントゲン写真を撮らなかった、抗生物質を投与しなかった、帝王切開をしなかった、といって訴えられる。しかし将来的には、不必要で正当化できない行為を行ったことで訴えられる恐怖が生まれるだろう。恐れは、最も有効な平衡装置である。」(p.232)

7) ジスロマックSR成人用ドライシロップ 添付文書

実際、『クラリス』では相互作用による血中濃度の上昇が報告されている3)や4)、『テオドール(一般名:テオフィリン)』4)といった薬について、『ジスロマック』であればほとんど影響しないことが報告されています2,5)。
また、DOACを使っている患者においても、『ジスロマック』で治療を受けた人は『クラリス』で治療を受けた人より出血リスクが低かったという報告もあります6)。

◆妊娠中の安全性評価ジスロマック:B1クラリス:C

インターネット上では、『ジスロマック』を「耐性化の進んでいない抗菌薬」として販売しているWebサイトもたくさん見受けられます。しかし、必要があり、自己判断で選べるものではありません。特に、海外製の模造品では品質が保証されておらず、こともあり、非常に危険です。
また、こうした売買で手に入れた薬では、。不適切な使用をすれば耐性化が進み、いざという時に薬が効かなくなってしまいます。抗菌薬のネット通販は絶対に利用しないようにしてください。

◆製造販売元ジスロマック:ファイザークラリス:大正製薬

1. 『ジスロマック』は、相互作用のリスクが低く、服用が楽で、妊娠中の安全性評価も高い
2. 『クラリス』は、どの製剤も値段が安く、少量療法時にも経済的負担を抑えられる
3. マクロライド系抗菌薬は耐性化が進んでいるため、正しい使用を心掛ける必要がある

剤形豊富で投与回数少ないジスロマックが伸長

そうです、それと一緒です。
悪い状況が改善することが明らかに分かったので、それを進めるようになったんです。
状況を診るために悪さをする細菌を見る顕微鏡があります・・・悪さをする細菌は結構ハッキリ見えるんです。
見えたら「歯周病のリスクが高いですよね」という判断をします。
リスクの高い人には細菌を殺すジスロマックを出したり、カンジタというカビが入ればハリゾンシロップを出して口の中のカビを減らします。

◇妊娠中の安全性評価ジスロマック:B1 クラリス:C

◆1日の服用回数
ジスロマック:1日1回
クラリス:1日2回

◇ピロリ除菌に対する保険適用ジスロマック:なしクラリス:あり



人体にはヒトの細胞の3倍以上に相当する、100兆個もの細菌が常在している。そして、子宮内には常在菌は(ほとんど)ないと考えられている。ということは、100兆個もの細菌というのは、生まれてから(出産の過程を含め)、我々の体内に入り込み、共生するに至った、と。つまり、それらの細菌は、手渡し、口移し、スキンシップ、(下水の設備によって差はありますが)糞便、、等々で、先祖代々継ぎ足しの秘伝のタレが如く受け継がれてきたものなのである。これだけで、人類史、いや、生物史の妄想がムクムクと取り留めもなく膨らむが、これはあくまで本書の前提に過ぎない。
本書の問題意識は、その脈々と受け継がれ、共生の過程で変化し続けてきたヒト体内のマイクロバイオームが、ここ数十年で危機にさらされていること、そして、そのことによる人の健康への影響にある。ヒト体内の細菌の多様性が失われている原因は、ヒトや家畜、農作物への抗生物質(の過剰使用)、先進国においては上下水道の発達といった環境の変化にあると考えられるが、ブレイザーは、抗生物質の使用自体を否定するような「トンデモ」ではない。寧ろ、自身が抗生物質によって一命を取り留めたエピソードを交え、現代医療において、抗生物質がなくてはならない武器であることを強調している。つまり、掛け替えのない武器だからこそ、その効力を失わないために抑制的な使用がいかに重要かを説いているのである。

ジスロマック 正露丸に関する医師への質問7件

抗生剤を飲んでも、カビは死なないんですよ。
カビをやっつけるときは、ハリゾンです。
「何でカビなんて気にするの?歯周病の細菌だけやっつければいいじゃん」という話なんですけど、口の中の歯周病菌が悪化する一つのベースとしてカビがいることで菌が歯石になりやすくなったりプラークが付きやすくなったりするんです。
つまり、カビが菌を寄せ付ける呼び水になっちゃうんです。
カビを減らすと、原因となる菌が減る傾向にあるんですね。
カビを減らすことで直接的じゃないけどリスクが半分になる、そこにさらにジスロマックを飲んでもっと減らすことが出きれば、理論上菌はゼロになるんです。

アジスロマイシン水和物(ジスロマック) – 呼吸器治療薬

◆ピロリ除菌に対する保険適用
ジスロマック:なし
クラリス:あり

ジスロマックドライシロップはピロリ菌にも効果ありますか?

◆剤形の種類
ジスロマック:錠(250mg、600mg)、成人用ドライシロップ、小児用カプセル(100mg)、小児用細粒、点滴静注
クラリス:錠(200mg、50mg)、小児用ドライシロップ

ジスロマック錠600mgの効能・副作用

マクロライド系の抗菌薬には炎症を抑える作用があり、実際に「びまん性汎細気管支炎」に対して少量を長期で使うことが効果的であることが知られています9)。また、『ジスロマック』では慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予後改善効果も報告されている10)ことから、抗菌作用に留まらない薬の可能性が期待されています。