続いては、AGA治療薬デュタステリドについて、よくある疑問にお答えしていきます。
・性機能障害
性欲減退、勃起不全、精子量減少、男性不妊などが挙げられます。
パートナーがおられる方は相談の上で服用を始めることをおすすめします。
・肝機能障害
肝臓の機能障害の程度を示す指標であるAST・ALT・γGTP高値などが挙げられます。
定期的に血液検査を受け、肝機能に異常が無いか調べるようにしましょう。
・初期脱毛
治療開始後にも関わらず抜け毛の量が増えることがあります。
初期脱毛はデュタステリドが作用することで生じる現象のため、ご安心ください。
服用から3ヶ月程度で収まることがほとんどです。
・気分のおちこみ
まれに男性ホルモンの乱れによって抑うつの症状が出ることがあります。
・乳房圧痛/肥大
まれに乳房に痛みを感じたりすることがあります。
作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。
デュタステリドは、CYP3A4阻害薬を服用中の方には処方できません。
デュタステリドの代謝が阻害されてしまい、血中濃度が上昇する可能性があるからです。
CYP3A4阻害薬とは、主にHIV感染症の治療に用いられている薬で、代表的なものにはリトナビルなどがあります。
服用中の薬との飲み合わせが気になる場合は、お薬手帳をご用意のうえ、診断時に医師に確認すると良いでしょう。
男性型脱毛症に悩む方にとって、フィナステリドとデュタステリドは有効な治療薬として知られています。しかし、どちらの薬を選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
フィナステリド(プロペシア)とデュタステリド(ザガーロ)の比較
フィナステリドとデュタステリドは作用が似ている成分で併用できないため、どちらか一方のみを服用することになります。結局どちらが良いのかは、医師に相談したうえで自分の症状に合った方を選ぶことが大切です。
デュタステリドの成分は、皮膚からも吸収されます。
そのため、薬の保管場所には十分に注意し、小児や未成年者、妊婦・授乳婦など、デュナステリドを服用できない方の手に触れないように注意しましょう。
例えば、妊娠している女性がデュタステリドを体内に取り込んでしまうと、男性胎児の生殖器官等の発育に影響を及ぼす可能性があります。
デュタステリドとフィナステリド、選ぶならどっち? 効果と副作用
そのため、日本皮膚科学会のAGA治療のガイドライン2) では、デュタステリドはgrade A=「使うことを強く推奨する」という推奨度を得ています。
デュタステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬として使われていましたが、AGAの治療効果があることが認められて、2009年に韓国で承認されました。その後、2015年から日本でも承認され、2016年から治療薬の一つとして使えるようになった比較的新しい薬です。
【AGA治療/薄毛】デュタステリドの真実をお話しします | 美容コラム
ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)といったAGA治療薬は、保険適用外となります。
また、腫瘍マーカーの一種であるPSAを半減させる性質があるため、前立腺がんの健診を受ける方はデュタステリドを内服していることを必ず申告しましょう。
ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)の違いは?
いかがでしたでしょうか。
デュタステリドとフィナステリドを比較すると、デュタステリドの方が効果は高く、副作用もフィナステリドと同等です。そのため、デュタステリドの方が優れた薬である可能性が高いです。
ただし、半減期(持続期間)がデュタステリドの方が長く、副作用が出た時にリカバーがしにくいというデメリットがあります。
これらを考え、まずはフィナステリドから治療をスタートすることをおすすめします。
フィナステリドで効果が不十分だった際は、医師に相談してデュタステリドに切り替えていくのが良いでしょう。
デュタステリド(AGA治療薬) | 名駅さくら医院・歯科・皮膚科
デュタステリドは、5α-リダクターゼをI型、II型ともに抑制しますが、II型5α-リダクターゼを抑制するフィナステリドと比較すると、抑制作用はI型で100倍、II型で3倍という報告もあります4) 。
フィナステリドは、DHTレベルを約60~70%低下させるのに対し、デュタステリドは90%以上低下させるとされています。 副作用の比較
デュタステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられるカプセルタイプの薬剤です。薄毛や脱毛に悩む方にとって、有効な治療選択肢の一つです。
プロペシアにはジェネリック医薬品が存在します。先発品、ジェネリック品ともに「フィナステリド」が有効成分で、効能にほとんど違いはありません。
新薬であるため、デュタステリドとフィナステリドの使い分けには明確なガイドラインはありませんが、AGAの重症例や難治例でデュタステリドを選択するという方法も。ただし、デュタステリドを1年以上の長期に使うことの効果や、その安全性はまだ確立していません。
海外製のフィナステリドとデュタステリドは、日本の第三者機関で成分検査を行っており、有効成分が正しく含まれていることを確認しているお薬です。
デュタステリドは、5α-リダクターゼI型、II型の両方を阻害することで、AGAでおこる毛周期の異常を改善させる効果があります2) 。
フィナステリド(プロペシア)とデュタステリド(ザガーロ)の違い
デュタステリドもフィナステリドと同様、1日1回決まった時間に内服する薬剤です。
前述の通りデュタステリドの血中半減期は約4週間と非常に長いのが特徴的です。
数日おきに服用しても効果がある、とする意見もあるようですがあくまで個人的な考えに基づくものであり推奨はできません。用法用量を守って服用するようにしましょう。
各AGA治療薬の違い【プロペシア・フィナステリド・ザガーロ・デュタステリド・ミノキシジル・カルプロニウム塩化物】
今までの文章を読んでいただいた方は、効果も高く、副作用もフィナステリドとさほど変わらないデュタステリドの方が良いと思われたと思います。
ただし、一つだけ落とし穴があります。
それは、フィナステリドの方が半減期の期間が短いことです。
フィナステリドは、1日経つとほとんど体外に排出されて残りません。
それに対してデュタステリドは、半年間飲み続けると数ヶ月は体内に留まってしまいます。もし服用中に男性機能が低下した場合、フィナステリドは服用を中止すればすぐに回復しますが、デュタステリドの場合は服用を中止しても、回復までに数ヶ月かかることが多いのです。
そのことから、フィナステリドの方が安全性が若干高いと考えられ、まずはフィナステリドから治療をスタートすることをおすすめします。
今日はコメントでもいただきました「フィナステリドとデュタステリドの違い」についてお話しします。 AGAの基本的な内服治療には
デュタステリドの服用開始から、半年間は献血ができません。
献血に協力するのは良いことですが、デュタステリドを服用する方は行わないようにしましょう。
フィナステリドとデュタステリドの違い、効果の差、使い分けなどを解説しています! ☆東大卒アイコ院長 美・学・食について☆ こんにちは!
デュタステリドには副作用があります。副作用が起こる可能性は低めですが、起きないとも限りませんので、どのような副作用があるのか理解しておきましょう。
【医師監修】デュタステリドの効果と副作用 ザガーロとの違いも解説
デュタステリドもフィナステリドと同じく、効果が実感できるまで6か月程度かかります。治療を開始して日が浅いうちに「効果が感じられないから治療を止める」ことのないように注意しましょう。
デュタステリドも非常に緩やかに効果が出てくる薬剤です。5年目、10年目でも治療効果が感じられる場合があるとされていますので、可能な限り治療を継続することをお勧めします。
【医師が教える】デュタステリド(ザガーロ)の効果は嘘?フィナステリド(プロペシア)との本当の違いも解説 ..
デュタステリドの副作用はフィナステリドとほぼ同じと考えて問題ありません。
ただし性機能障害についてはフィナステリドと比べ、やや頻度が高い印象があります。
その治療薬として知られているフィナステリドと作用機序が同じである前立腺肥大症治療薬のデュタステリド ..
デュタステリドの商品には、ザガーロ®、デュタステリド®がありますが、どちらも0.1mg、0.5mgの2つの量の製剤が。どちらの量から開始するかは医師の判断になり、用量が多くなるほど増毛・硬毛効果があります3) 。
この動画では、フィナステリドとデュタステリドの効果や副作用の違いについて解説していきます。AGAが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
AGA治療薬として優秀なデュタステリドですが、残念ながら服用できない人もいます。
デュタステリドの処方禁忌・併用禁忌は、以下の通りです。
AGA治療薬 フィナステリドとデュタステリドの違い・半減期について
フィナステリドよりもデュタステリドの方が効果は高いですが、その分、副作用のリスクも上がります。
そのため効果が高いからという理由だけでデュタステリドを使用することはお勧めしません。