エビリファイの副作用について、他の抗精神病薬と比較してみましょう。


診療のポイント
幼少時より極めて適応状態の悪い高機能自閉症青年が長期間自宅に篭もっていたが、幻聴・興奮など精神病状態を呈した為入院治療に導入された。入院時は拒食、拒薬で強い拒絶状態であったが、ハロマンス筋注にて拒絶状態が改善した。その後抗精神病薬エビリファイを主剤とし、レクサプロ(こだわり改善)、リボトリール(不安改善)、セドリーナ(アカシジア改善)を加え薬物治療を行ったところ、精神病症状のみならず、自閉症の中核症状である自閉、対人的接触性も改善し、入院前よりも高い社会適応能力レベルに至った。この治療効果は主にはエビリファイによるものと思われる。エビリファイは、2016年に、自閉症スペクトラムに伴う易刺激性への効能追加が承認されたが、本症例では中核症状の自閉にも有効と考えられた。薬物奏効時に、看護師の適切な介入や、知的障がい者施設の支援者との緊密な連帯により、『生活圏を拡大させる試み』をした事で、劇的な改善が得られたのであろう。


このようにエビリファイでは、眠気と不眠のどちらも生じることがあります。

エビリファイ(3mg)1T (抗精神病薬)
レクサプロ(10mg) 1T (抗うつ薬:こだわり改善目的)
リボトリール(1mg)1T (自律神経発作治療薬:不安改善目的)
セドリーナ(2mg) 1T (抗パーキンソン薬:アカシジア改善目的)
1日1回 朝食後

エビリファイは非定型抗精神病薬の中でもドパミンの量を適切に調節してくれる作用があり、ドパミン・システム・スタビライザー(dopamine system stabilizer:DSS) に分類される薬剤です。

レクサプロとエビリファイについて | 医師に聞けるQ&Aサイト

薬物療法
抗精神病薬に関してはアカシジアとの関連で、エビリファイ1.5mgから6mgまで増減したが、1.5mgでは疎通不良となり、6mgではアカシジア出現する為、最終処方(入院71日目)は以下とした。。

過剰服用に注意が必要です。特に、アルコールのような他の中枢神経抑制薬を摂ってしまった場合は、十分な注意が必要です。中枢神経抑制作用が増強し過ぎてしまうため、呼吸中枢など生命維持に必須な部分までが止まり、命に関わる場合もあります。

エビリファイは統合失調症などの治療に用いられる抗精神病薬ですが、少量だと他の ..

エビリファイの注射剤で4Wに1度の注射剤です。基本はエビリファイの内服薬と特徴に変わりはありませんが、注射剤のため、注射をした部位の痛みや繰り返すことでの注射部位の硬結などがあります。

エビリファイは統合失調症などの治療に用いられる抗精神病薬ですが、が期待されるため、SSRIやSNRIと併用して処方されることがあります。

抗精神病薬; 総称名:エビリファイ; 一般名:アリピプラゾール; 販売名:エビリファイ内用液0.1%; 製造会社:大塚製薬.

16日目
アカシジアが持続するため、セドリーナを追加処方した。
処方
エビリファイ3mg 1錠 1日2回 夕食後
セドリーナ(2mg)2錠 1日2回 朝・夕食後 (1回1錠)

リスパダール(リスペリドン)、ビペリデン、レクサプロ(エスシタロプラムシュウ酸塩)、エビリファイ(アリピプラゾール)、メイラックス(ロフラゼプ酸エチル)、ラミクタール(ラモトリギン)、レキソタン(ブロマゼパム)のいずれの成分を服用中は、一般用医薬品のトラベルミン(ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・ジプロフィリン)を併用することはできない。


エビリファイ(アリピプラゾール) · レキサルティ(ブレクスピプラゾール ..

入院治療経過
入院日
急性期治療病棟閉鎖サイドに医療保護入院。
独歩で穏やかに入室。主治医が看護師同伴で訪室するとベッドに腰掛けている。エビリファイ3mg1錠を看護師から手渡して服用を促すが、体を捻り後ろ向きとなり拒否する。
内服での治療不能と判断し、ハロマンス(50mg)1Aを筋注した。

レクサプロ他)などの選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI ..


診療のポイント

躁うつ病を発症し過去14年間の薬物療法中に、薬剤性パーキンソン症候群(アカシジアを含む)、遅発性ジスキネジアなど錐体外路症状が散見されたが、その都度の薬物調整で錐体外路症状はコントロール可能で、外来通院を継続できた。糖尿病を合併している為、非定型抗精神病薬の選択肢は限られた。こうした中で、錐体外路症状惹起作用の少ないアリピプラゾールは選択可能な抗精神病薬と考えられ、処方してきた。ところが同薬を12mgに増量したところ、激しい錐体外路症状(遅発性ジスキネジア・ジストニア)を発症し、ジストニアによる歩行困難の為、67日間の入院加療を余儀なくされた。薬物療法には難渋したが、遅発性錐体外路症状の治療薬である、リボトリール・カタプレスの併用と気分安定薬はバレリン単剤とし(⇒)、少量のレボメプロマジンを併用する事で遅発性錐体外路症状は消褪し、躁状態も安定した。
長期間薬物療法の継続を必要とする双極性障害の薬物療法は、錐体外路症状を惹起し易いので、気分安定剤と抗精神病薬を適切に選択する事がポイントをいえよう。

その中で薬物治療においては、エスシタロプラム(レクサプロ)が他 ..

傾眠、失調、悪心、食欲不振、倦怠感、頭痛、過敏症、不眠、不穏、視覚異常、胃部不快感 など

レクサプロ, エスシタロプラム, SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)

抗精神病薬はそれ以外にも、うつ病の増強療法で使われることも多く、エビリファイがその代表です。気分安定作用があるといわれています。このため、双極性障害のように気分の波がある病気に使われることも多いです。気分安定薬に比べると効果が早いですが、鎮静作用によって眠気が生じたり、体重増加の副作用が多いです。エビリファイの他には、セロクエル、ジプレキサ、リスパダールなどが使われます。
それ以外にも、イライラや興奮を落ちつけて衝動性を抑える、食欲を増加させる、睡眠を深くする、抗うつ剤の効果を増強する、といった目的で使われます。

エビリファイ(一般名:アリピプラゾール)について解説します。統合失調症や双極 ..

入院4年前
通所困難となり、家から一歩も出る事なく自宅に篭もっていたが、神楽衣装製作は継続していた。言葉が出ない。視線を合わせない。唯一会話をする母親とも単語のやり取りをする程度。両親に全面的に依存した生活を送っていた。
主治医(筆者)往診にて年金診断書を作成した。

精神科医がレクサプロ(一般名:エスシタロプラム)について解説します。

セロトニンの受容体が脳にあることで抗うつ効果や抗不安効果などが期待できますが、消化管(胃や腸など)にもセロトニンの受容体があるため、吐き気や下痢症状が現れることがあります。これらの副作用は投与初期に生じやすいですが、しばらくすると自然に軽減することがあります。軽度であれば内服を継続することもあります。しかし、副作用が強く出る場合は、無理せずに中止をしてもらいます。

エビリファイはすでに服用している抗うつ薬によって十分な効果が認められない場合に対して、それらの抗うつ薬と 一緒に服用するお薬です。

入院10日目
車椅子に乗車している。
不随意運動は全く認められない。
立位を取るように指示すると、テーブルに手を付き、立位は取れるが、歩行不能。
以後不随意運動の再現はないが、歩行困難で、歩行器を使い、歩行練習を行って貰う。
しかし、歩行動作は不安定でやや右に傾く様子(ジストニア)認められる。

[PDF] 新たに向精神薬に指定される内服薬の投薬期間について(案)

入院5日目
終日鼾をかき眠っている。
覚醒時は上肢の振戦著明。
嚥下困難で食事は2~3割程度介助にて摂取。錐体外路症状の改善不十分である為、カタプレス追加処方し、レボトミン減量した。
処方
1)バレリン(200mg) 6T
リボトリール(1mg)3T
カタプレス(0.075mg)3T 分3 毎食後
2)レボトミン(5mg) 1T
ニトラゼパム(10mg)1T 分1 就床前

薬物相互作用検索ツール | ゾコーバ | 塩野義製薬 医療関係者向け情報

抗精神病薬は気分安定作用が期待できるお薬もあります。エビリファイもその一つで、

[PDF] エビリファイ内用液 添付文書 2024年10月改訂 TD85X2B23

三環系抗うつ薬は効果が強くてしっかりと効いたのですが、副作用も強いのが難点でした。

エビリファイ錠1mg~3mg~6mg~12mg、エビリファイOD錠3mg~6mg~12mg~24mg ..

1999年10月の発売以来、日本における唯一の認知症治療薬として使われてきました。アルツハイマー病やレビー小体型認知症になると、記憶や思考に関わるアセチルコリンという神経伝達物質が不足します。アリセプトは、このアセチルコリンの分解を抑え、神経活動を高める働きをします。
また、認知症治療薬の中で唯一、軽度から高度まですべてのステージのアルツハイマー型認知症の人に使用することが可能です。認知症予備軍と言われるMCI(軽度認知障害)の人に対しても、進行を遅らせて発病を予防するのに有効です。

エビリファイ錠3mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

双極症に対しての投与が認められている薬剤は、オランザピン(ジプレキサ)、ビプレッソ、エビリファイ(アリピプラゾール)、ラツーダです(日本うつ病学会治療ガイドラインⅠ.双極性障害 2020 では、オランザピン、リスペリドン、パリぺリドン、アセナピンといった非定型精神病薬(第2世代抗精神病薬)やチミペロン、ゾテピンなどの定型抗精神病薬(第1世代抗精神病薬)も使用されることがありますが保健適応外のため今回は省略します)。

エビリファイ1mgを服用していました。 診断は社交不安障害です…(2024/03/08)

64歳4月
このところ、万歩計を使って歩き出した。夜中に妻を起こして喋りまくる。
遺言状を作成したと言い、眼光鋭い。
躁転した為、抗うつ薬中止し、リーマス追加処方し、アリピプラゾールを3mgから12mgに増量した。