脱カプセル化については、抗菌薬のカプセルは、味を隠すことや原末を安定して保管させる目
乳児の揚合には、1回量を小皿にとり、少量の水や微温湯で練り、指先で口の中の上あごや、頬の裏側になすりつけた後、前もって用意しておいた、湯ざましの入った哺乳瓶の乳首を素早く乳児の口にふくませます。
この際、甘くしてのみやすくするために、ハチミツを混ぜる方法がありますが、ハチミツは1歳未満の乳児には、ボツリヌス中毒になる危険がありますので、与えないように厚生労働省から通知が出されています。
乳児にはハチミツは使わないようにしましょう。
また、砂糖も下痢をしやすい乳幼児には下痢を起こすこともありますので注意します。
テトラサイクリン系の抗生物質以外の薬では、母乳やミルクでもよいのですが、ミルクに混ぜて与えると、その後ミルク嫌いになる場合があるので避けるべきです。
母乳の場合、お母さんの乳首に散剤をつけて、授乳時にのませるのも一つの方法ですが、正確な量をのませることができ難いこと、母乳を吐いたりしやすいことなどのため、前の方法がよいようです。
特に、時間の指定が無い場合には、空腹時(授乳前)にのませるとうまくいくことが多く、また薬をのむことによる刺激で母乳(ミルク)を吐いたりすることが少ないようです。
幼児には、乳児の場合と同様に1回量を小皿にとり、少量の水や微温湯で練り、指先で口の中の上あごや、頬の裏側になすりつけた後、水やジュースでのませます。
砂糖などを混ぜて少量の水で、小さいだんご状にしてのませるのも一つの方法でしょう。
ジュースなどの飲み物に初めから混ぜてのませる場合には、普段あまりのませないものに混ぜる方がよいようです。
なお、このときはのみ残さないようにジュースなどの量は少な目にします。
散剤やドライシロップをジュースやミルクに混ぜる場合は、溶かしたらすぐのませないと、変質したりしますので注意して下さい。
薬をのむのが嫌だと激しく泣いている乳幼児に無理にのませると、薬が気道に入って思わぬ障害を起こすことがあるので注意したいものです。
Q10.錠剤を砕いたりカプセルを外して服用してもかまいませんか?
幼児の場合、錠剤やカプセルが、のどから滑り落ちないで、のどにつかえ、気管の方へ入りこむことがあります。
のどにつかえると、咳こんで吐き出したりして苦しみ、この経験が薬ぎらいの原因となることがあります。
カプセルは、すぐのみこまないで口の中に含んでいると、ゼラチンなどが水分を吸収し、口の中や食道にくっついて困る事がありますから、多めの水とともにのませるように心がけましょう。
薬によっては食道にはりついて潰瘍を起こすものもあります。多めの水でのみこむことでこのような障害も防ぎますし、胃を痛めることも少なくなり、薬の効果も高めます。
どうしても錠剤やカプセルがのめないという子供は、保護者ののませ方がうまくないことが原因の場合があります。
もしかして、錠剤やカプセルをのませるときに極端に上を向かせて、口を大きく口を開いたところに錠剤やカプセルなどを放り込むということをしていませんか?
このような方法では、のどにひっかかった感じを子供に与え、吐き出してしまいます。
食物を食べる場合に、上を向いて食べることはあまりないはずですから、いつも食物を食べているように、やや下を見るような自然の姿勢でのみこむようにするとスムーズにのめます。
医薬品によっては、製造段階でいろいろな工夫がされていますので、特別な指示がない限り勝手にかみ砕いたり、カプセルを外して服用しないでください。
医師の指示を守らず、服用しにくいからと自分勝手に服用を中止してしまうと、満足な薬の効果が得られません。
医薬品によっては、錠剤、カプセル剤の他に同一成分で、散薬やシロップ剤あるいは坐剤など種々な形をもつ薬もあります。
錠剤やカプセル剤が服用できない時には、勝手に服用を中止せずに医師や薬剤師に遠慮なくご相談ください。