図:耳鼻咽喉科ファイバースコープによる上咽頭所見(通常光、NBI)
*健康な人でも上咽頭に軽い炎症を認めるため、Bスポット療法を行うと多少しみる感じがすることはあります。何らかの上咽頭炎の症状が気になり、Bスポット療法で出血や痛みを感じる場合は、治療が必要になる可能性があります。
そこに炎症が起きるのが上咽頭炎です。 実はとても多い急性上咽頭炎
慢性上咽頭炎は風邪と見分けがつきにくい症状が現われるだけでなく、頭痛や首・肩こり、めまい、全身の倦怠感、うつ、過敏性腸症候群、腎炎や関節炎、皮膚炎など、さまざまな疾患や不調に関係している可能性があると考えられています。
上咽頭の粘膜が全体に腫れていて、ぼこぼこしています(敷石状変化)。血管は腫れた粘膜の下に走行しているので、NBIを用いても確認することができません(血管の途絶)。また、NBI画像では粘膜の下の微小な出血(粘膜下出血)を多数確認できます(黒斑)。
上咽頭炎 | 松戸市小金【北小金こじま耳鼻咽喉科】|アレルギー科
実際に炎症が起きている上咽頭とは異なる部位に痛みが生じることを関連痛といいます。慢性上咽頭炎では、上咽頭に比較的近い部位である頭や首、肩に痛みが生じ、頭痛や首・肩こりの原因となる場合があります。
※図1…副鼻腔から鼻の中に膿が流れ出ています。
※図2…膿が鼻からのどに流れ落ちています。
※図3…右副鼻腔(右の上顎洞と篩骨洞に陰影(白いくもり)があります。
※図4…中央のモリモリしたのが鼻茸です。
A8:後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)を来たし得る原因疾患として、代表格なものには以下のものがあります。 上咽頭炎/咽頭扁桃炎 ..
慢性副鼻腔炎は急性副鼻腔炎が慢性化して生じることが多いです。副鼻腔炎の症状が2~3か月以上続いた場合、慢性副鼻腔炎と診断されます。
炎症が長く続くことにより、副鼻腔の粘膜が腫れたり、副鼻腔の空洞に膿がたまります。中には鼻茸(はなたけ=鼻ポリープ)ができることもあります。
上咽頭には神経線維が多く存在し、脳の迷走神経の末端が分布しています。上咽頭に慢性的な炎症が起こると、迷走神経が刺激され、自律神経系に影響を及ぼすと考えられています。自律神経のバランスが崩れることで、めまいや全身の倦怠感、過敏性腸症候群、うつなど、さまざまな症状を招く可能性があります。
疾患の限定 有(主に後鼻漏や咽喉頭違和感など耳鼻咽喉科領域の治療。 その他疾患に対するEATは主治医の指示または許可が必要).
慢性上咽頭炎では、内視鏡で一見正常に見えても、上咽頭に綿棒で塩化亜鉛などの塗布(Bスポット療法)を行ったときに出血を起こし、痛みを感じます。
塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒を鼻や口から直接上咽頭にこすりつけ刺激をするだけのシンプルな方法です。
上咽頭炎|京都市山科区の耳鼻科 ひろた耳鼻咽喉科医院 椥辻駅近く
急性上咽頭炎では上咽頭の赤みがあり、時には膿汁が付着していますし、何より経過が急性というのもあり診断しやすいのですが、慢性上咽頭炎では内視鏡で一見正常に見える場合があり、耳鼻咽喉科でも「異常ありません」と言われることが多いようです。NBIシステムはより詳細に上咽頭の状況を評価することができるので、診断に役立ちますが、それでも見た目だけで上咽頭炎を言い切るのは難しいといえます。
慢性上咽頭炎で引き起こされる疾患や症状には以下の様なものがあるとされています。 ・頭痛(片頭痛、緊張型頭痛)、顔の痛み
慢性上咽頭炎の治療には、原因や症状に応じた対処療法が行われます。一般的な治療方法としては以下のものがあります。
これを上咽頭炎といいますが、その腫れによって鼻が詰まった感じがすることが ..
上咽頭の診断はある程度慣れがないと容易なものではありません。そのため、セルフチェックは難しいです。上咽頭は口を開けても見えない部分にあるため、確定させるためには耳鼻咽喉科で内視鏡検査(ファイバースコープ)は必須と考えております。もちろん経過や症状からある程度推察は可能です。
上咽頭への塩化亜鉛塗布療法(Bスポット療法・コロナ後遺症外来)
細菌感染が原因である場合には、抗生物質の投与が行われます。ただし、慢性上咽頭炎の多くは持続する細菌感染ではないことが多いため抗生物質が有効な方は少ないです。
アレルギー性鼻炎; 急性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症); 急性扁桃炎; 上咽頭炎; 喉頭炎
アレルギー性の上咽頭炎に対しては、抗アレルギー薬が用いられます。花粉症などのアレルギーに対する治療と同じような方法です。
また、上咽頭炎と他の鼻疾患(副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎など)を合併している方は、ほかの鼻疾患も並行して治療を行います。 治療効果
正常な上咽頭をNBIという特殊な光を用いたファイバーで観察した像です。粘膜の下に走行する正常な血管を透過することができます。
上咽頭炎)、集中力の低下・睡眠障害などです。特異的IgE抗体、鼻汁中好酸球
なぜ胃酸?と疑問があると思いますが、胃酸が食道に逆流してしまうと、そこからは液体を止める弁はないため、食道を通り過ぎてのどまで胃酸が逆流してしまうことがあります。のどを通り越して上咽頭を介して中耳まで到達するとされています。胃に比べて咽頭の粘膜は酸に対する防御機能を備えていないために、容易に炎症を起こします。このような方には、上咽頭炎の治療だけでなく、胃酸分泌抑制薬を使用します。
上咽頭炎を発症してから声が響かなくなり気持ちよく歌えなくなった
これらの症状が続く場合は、慢性上咽頭炎が疑われます。繰り返し発症する場合が多く、長期間にわたって症状が続くことがあります。
イート EAT(上咽頭擦過療法) | 耳鼻科の病気解説 いとう耳鼻咽喉科
漢方薬は、慢性上咽頭炎の治療に役立つ、自然治癒力を高める効果があります。漢方薬は、体内のバランスを整え、免疫力を高めることで、炎症を鎮め、慢性上咽頭炎の症状を改善することが期待されています。上咽頭炎の治療として、EATと併用することも少なくありません。
3つの効果①上咽頭炎の直接症状 を抑えます。また、上咽頭活性化リンパ球を鎮静化させるため、免疫機序を介した二次疾患にも効果があります。
塩化亜鉛には患部を収縮させる作用があるため、炎症の鎮静化に効果的です。炎症が鎮静化することにより、上咽頭炎が原因の痛みや放散症状の改善が期待できます。
コロナ後遺症治療記録 上咽頭擦過療法(Bスポット)をうけてきました
また、時に過剰診療と思われがちですが、より正確に鼻内所見を捉えるためには、できれば通常の鼻鏡検査(ほぼ無痛)よりも鼻咽腔ファイバースコープ検査(多少の鼻内の不快感を生じる)の方が、また副鼻腔の病変をより正確に読み取るためには、できれば単純レントゲン検査(放射線量が少ない)よりも、CT撮影検査(放射線被曝のリスクよりも放射線診断のベネフィットの方が遥かに大きい)の方が望ましいと考えられます。
上咽頭炎やコロナ後遺症に効果的な治療法 | 江東区の東大島駅1分のよし耳鼻咽喉科では、外耳炎 ..
EAT(Bスポット療法)は、炎症を起こしている上咽頭に直接薬剤を塗布・擦過する治療法です。何十年も前から行われてきた歴史のある治療法ですが、治療による痛みや頻回な通院が必要だったり、何より保険点数が安すぎるため一部の耳鼻咽喉科でしか行われていない治療方法です。
上咽頭擦過療法(EAT療法、別名B-SPOT療法)取り扱いはじめました。
慢性上咽頭炎は内服薬による治療効果がそれほど期待できないため、このように直接薬剤を塗布したり物理的な刺激を加える方法がより有効です。
Bスポット療法は上咽頭炎や副鼻腔炎の症状に効果のある治療法です。上 ..
上咽頭の粘膜肥厚がなく、血管が良好に透過されます。喀痰の付着もありません。
龍角散のど研究室 | のどの病気、喉頭アレルギーに関する情報を掲載しています。
④処方(重症の場合は専門医療機関へ紹介)
アレルギー性鼻炎が原因で後鼻漏をきたしている場合は、抗ヒスタミン薬や点鼻ステロイド等処方します。
鼻汁が黄色い膿性がある場合や副鼻腔炎がある場合は、抗菌薬を処方することもあります。
長く鼻閉が続く場合は鼻ポリープがある場合もあるので、耳鼻科に紹介することもあります。
次のような原因があります。 細菌やウィルスの感染; アレルギー性鼻炎; 疲労; ストレス; 気温や湿度の急激な変化など
上咽頭とは、喉の1番上の部分(鼻の奥でもあります)のことで、慢性上咽頭炎とは、そこに慢性の炎症が起こっている状態です。
原因は、感冒(新型コロナなどのウイルス感染)後に炎症が残存してしまうこと、アレルギー含む鼻炎や副鼻腔炎による鼻漏が上咽頭に流れること、口呼吸により鼻咽頭の環境が悪くなること、逆流性食道炎で胃酸による粘膜障害が起こることなどが挙げられます。汚い空気の中に長期間いたり、喫煙なども影響します。いずれの原因にせよ、持続的な刺激が上咽頭に加わることで発症します。